みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

後見笑 - 翻刻

後見笑 - ページ 43

ページ: 43

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 色〻と申聞候ヘは夜ニ入候はヽ帰り可申と両人共ニ  合点いたし居候処其時又〻跡ゟ飯田右三殿  幷左七両人彼方ヘ被参色〻被申候処与風右之  男女木戸先ニ出即刻一命を終候其疵左之通り    女 十九歳  やす     但腹十文字ニ切ふへ切極深手即死    男 廿五歳  勝右衛門     但腹一文字ニ切ふへ切浅手  右勝右衛門自身ニ右之通切候へ共手力よわり候  歟ふへ之下ニさがり候間又〻右之方ゟ一刀切り  候得共いつれも|脱(フヱ)をはづれ候へて打たおれ  候間菰を打かぶせ置候処軈而又〻うごき  申故引明見候へは古き五歩のみを持居候  てふへをいぐり居候故脇よりのみはも  ぎ取其日両人共ニ宿本ニ落取早速  御惣庄屋ヘ相達候故御吟味之上女は  かりに野送いたし勝右衛門は随分療治  いたし候様被仰付候誠に前代未聞の  珍事なり 一寛政二戌二月十日ゟ水車重車ニ打