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コレクション: STAGE8

大地震大津浪末代噺種 (二編 全) - 翻刻

大地震大津浪末代噺種 (二編 全) - ページ 17

ページ: 17

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《割書:大地震|大津波》《ルビ:安達原|あだちがはら》三段目抜文句 《ルビ:年寄|としよつ》たからだは いつ何時の かうなり はてた身の上 一度におどろき 《ルビ:転|まろ》びおり《ルビ:垣押破|かきをしやぶ》り 跡の《ルビ:詮|せん》義は《ルビ:某|それがし》が よきやうに ゆんでめでへ はつたとけとばし 《ルビ:天眼通|てんがんつう》は 得ざれども はしらんと すれども 《ルビ:皮|かは》もやぶれし 三味せんの 《ルビ:浜|はま》ゆふが とびたつばかり 《ルビ:隙|ひま》入ほど 為にならぬ 《ルビ:歎|なげ》きは《ルビ:理|こと》はり 何かに付て 《ルビ:爰|こゝ》迄くるは きたれど 【二行目】 《ルビ:丸太|まるた》で もたす《ルビ:古家|ふるいへ》 《ルビ:穴堀|あなほつ》て《ルビ:埋|うづん》で ゐる瀬戸物や ろうじから 《ルビ:空地|くうち》へ逃出る人 内にのこる 番頭 川内へ《ルビ:押込|をしこん》で《ルビ:来|き》た大船 いつの何時にゆ ると知た《ルビ:魚|うほ》する人 《ルビ:途中|とちう》で地しんニ あふた人 さんざい中へ ゆさ〳〵 《ルビ:鳥羽|とば》浦 大つなみ 《ルビ:工|く》手間増 船大工 《ルビ:芝|しば》居茶や ちか〴〵に にげた人 【三行目】 はつとおどろき またばつたり テモ扨も扨も〳〵 おもひがけない 是はまた あんまりきつい 今思ひ知り おつたる わが身ながら あいそのついた 聞て□□ こゝろならず 追立られ かしこの橋では 八幡殿の 北の方 おまへに問たら しれるであろ われ〳〵が《ルビ:大望|たいもう》の《ルビ:妨|さまた》げ かきがねに《ルビ:錠|ぢやう》 しつかとおろし 《ルビ:縄|なわ》引切て《ルビ:逃|にげ》出ん と存ぜし所 【四行目】 津なみと聞て 気打する人 座敷へ船の みよし入られたの 十一月五日の 夕かた 《ルビ:爪|つめ》の長い 家主 《ルビ:釣台|つりだい》で《ルビ:逃|にが》して もらふ病人 いせから《ルビ:奉公|ほうこ□》□ 《ルビ:来|き》てゐる人 津波に 出合た茶舟 しづかに 有た都 江戸から 戻つて来た人 京の 顔見せ 家内連て《ルビ:在|ざい》 所へ逃る人 つなみの 《ルビ:咄|はんし》する《ルビ:船頭|せんどう》