東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

拳独稽古 - 翻刻

拳独稽古 - ページ 15

ページ: 15

翻刻

 右(みぎ)いつれも指声(ゆひこへ)ともに替(かへ)へし 一 拳(けん)相手(あいて)にむかひしとき心(こゝろ)寛々(ゆる〳〵)として  こゑ大小(だいしやう)のなきやうに手の出しかたは  雨(あま)だれ拍子(ひやうし)にて打へし尤五拳 詰(つめ)  の時は手前に四拳取あと一拳の時は  きひしくつめてうつへし 一たとへは向(むかう)二つ出(だ)し五つと云(いゝ)又 此方(こなた)より  三つ出し五つと云(いふ)双方(さうほう)相声(あいこ)なり又向  より二つ出し五つと云 時(とき)手前(てまへ)より一つ  出し三つと云(いふ)か又四つ出しりうといふ  て取(とる)へし   余は是にじゆんじ知へし 一 手(て)の出(だ)しかたは五つを出しまた一つを  出(だ)し又は四つを出し又 無手(むて)を出(だ)し