翻刻
一てうの指(ゆひ)をは半(はん)の指(ゆひ)をあはせとり半
の指をはてうのゆひを以てとり又大手
は小手にてとり小手をは大手にてとる
こと綺麗(きれい)にてよし
△五ッの指(ゆひ)を握(にぎ)りて出(いた)し相手(あいて)の指(ゆひ)をさす
声(こゑ)は
一(いつけん) 二(りやん) 三(さん) 四(すう) 五(ごう) 此五ッこゑまでを差(さし)て
いふべし
△指一本(ゆひいつぼん)出(だ)して云声(いふこゑ)の事
いつけん といふは向(むかふ)の 無(なし)を取声(とるこへ)なり
りやん といふは向の 一ッを取声なり
さん ヽ 二ッを取声なり
すう ヽ 三ッを取声なり