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△ 指(ゆひ)五本(ごほん)出(いだ)し云声(いふこへ)之事
ごう といふは向の 無(なし)を取声(とるこへ)なり
りう ヽ 一ッをヽ
ちゑゝ ヽ 二ッをヽ
ぱま ヽ 三ッをヽ
くわい ヽ 四ッをヽ
とうらい ヽ 五ッをヽ
今とうらいの呼声不用(よひこへもちいず)
右は五ッの声(こゑ)数と知(し)るべし
右のごとく一より五ッまてたがひにおなしこゑを
いふときは則 合声(あいこ)とて勝負(しやうぶ)なきなり
打習(うちならひ)の間(あいだ)には是をよくこ心にとめて相互(あひたかひ)に
うちあひ見るべしもつとも先の指数(ゆひかず)のよけ
ひにかよひ出(い)づるものを考(かん)がへ其所(そこ)を取(とり)にゆく
ことを専要(せんよう)とするなり