東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

拳独稽古 - 翻刻

拳独稽古 - ページ 4

ページ: 4

翻刻

余絵事吟詠之暇 ̄マ与_二同遊山桜主 人_一相謀 ̄テ撰 ̄テ_二小冊子 ̄ヲ_一而授 ̄ケテ_二書肆 ̄ニ_一以為 ̄スモ_二 童蒙 ̄ノ之階梯 ̄ト_一亦彼 ̄ノ備 ̄フル_二皇矣 赫々之 ̄ノ余楽 ̄ニ_一而已       揺舟撰【落款二】 【左丁】 序 物の流行する事かわり屏風の如く竹返しの掌(てのひら) のごとし、其 掌(てのひら)にちなみある指戦(しせん)の遊を考るに、唐(もろこし) に拇戦(ぼせん)といゝ酒令(しゆれい)といふ、五雑組(ござつそ)に精枚(せいばい)と見えたるも うたかうらくは此事にや、ちんぷんかんはさておひて、抑(そも〳〵) 拳の戯(たわむれ)は大尽舞(だいじんまひ)にあらねども、かのよし原に名も 高き卍楼(まんじや)玉菊風流に錦を以て手を粧(よそふ)是拳 錦(まはし)の権輿(はじめ)也、扨中興の名人は車応(しやをう)といえる崎陽(ながさき)