東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

拳独稽古 - 翻刻

拳独稽古 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

拳独稽古      《割書:山桜漣々|逸軒揺舟》著                 初心拳打為に心得の事 一 先拳(けん)を打ならはんとおもはゝよひこゑをよくおほえ  図(づ)のこときもの初めは一本たてをきむゆうを出し  一ッとよひ一ッを出しりやんとよひ二ッ出しさんとよひ  三ッ出しすうとよひ四ッ出しごうとよひ五ッ出し  りうとよひとり習ふへし 〇かくの如く五本迄段々たてをき  打習ふて後又あとへ段々かへし  打習ふへし五本たて置しを  四ッ出しくわいと取三ッ出しちゑと  とるへし余はじゆんじ知へし 〇又其後はいろ〳〵とゆひのじゆんになら  ざるやうにちらして打へし  いつ迄もじゆんに覚ゆるときはのほり手  くだり手といふくせとなる也故に一本たて  置或は四本たて置ちらして打習ふへし 【左丁上段】 かくのことく にぎりしを むてといふ 図(づ)のことくだして一けんとよひりやんと よひさんとよひすうとよひごうと よひあいてのゆひをよひてとるなり あいてじぶんのゆひをよぶときは あいこにしてかちまけなし 又りうとよひちゑとよひはまと よひくわいとよふ是ひけんなり  【左丁下段】 図の如くだして一けんとよぶは相手の むてを出したる時とる也相手いちを だしたる時りやんとよひてとりりやんを だしたる時さんとよひてとりさんをだ したる時すうとよひてとりすうを だしたる時ごうとよひごうのときりうととる也 おなしこゑのときはかちまけなし 又りうより上のこゑをよふときは ひけんなり