翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻64-66 - 翻刻

本草図譜. 巻64-66 - ページ 18

ページ: 18

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【右丁】 一種  はちや   葉長大実もまた大に形   みの柿(かき)に似(に)て長さ三寸 許(はか)   り囲りも三寸許これを   皮を火#1乾(かは)かして粉を生せ   しめ白柿(はくし)となす尤上品也   又秋月 半熟(はんしゆく)の物を採り   器中に飲(おさ)め一旬を過れ   は自(おのつか)ら熟(しゆく)して柔(やはら)かく味ひ   甘しこれを東土にてはち   やといふ 【左丁】 君遷子(くんせんし)  さるがき  すゝかき《割書:大和|本草》  櫺棗(れいさう)《割書:典籍|便覧》     桾櫏子(くんせんし)《割書:正字|通》  軟棗(なんさう)《割書:救荒|本草》  形状柿(かき)と同(おなし)く実(み)小にして指頭(しとう)の如(こと)く円(まる)くして長(なか)みあり  核また小(せう)なり大和本草に此(この)柿(かき)丹波(たんは)にあり味 甘(あま)きこと  常の柿(かき)の如(こと)しと云(いへ)り 此物大#2にて熟(しゆく)したるをとり食(くら?)ふ  又青色なるをとりて水に浸(ひた)し柿渋(しふ)に作(つく)る一種みやま  かきと云物房州山中にあり葉まめかきに似て狭(せは)く  長(なか)く実(み)もまめかきに似て扁(ひらた)し