翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻64-66 - 翻刻

本草図譜. 巻64-66 - ページ 17

ページ: 17

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【右丁】 醂柿(りんし)  たるぬき   西土(から)にては諸の水につけて渋味(しふみ)を去(さり)#1を云本邦にては皆酒   器へしふかきを入れ酒を吹置(を)く時は渋味(しふみ)去(さり)て味(あしは)ひ甘(あま)し 柿餻(しかう)  かきこづき   西土(から)にては糯米(たへい)を用ゆ本邦にては粳米(かうへい)或(あるひ)は大麦(たいはく)を炙(い)   り粗(あら)き末(まつ)となし渋(しふ)かきの堅(かた)き又烘柿(しゆくし)を入れ擣拌匀(つきかきませ)せ#2     餻(かう)となすときは渋味(しふみ)去(さ)りて甘(かん)なり 【左丁】 椑柿(ひし)  みのがき   柿中にては下品(けひん)   にして山野に栽(うへ)て大   樹となる実小なるは   一寸 許(はかり)り#3長(なか)ふして   尖(とか)りあり霜を経(へ)て   も渋味(しふみ)去(さ)りかたし   緑色なるをとりて   水へ入(い)れ渋漆(しふ)に作   る又塔柿ともなす 一種  みづはちや   形状長ふ   してみのか   きに似たり   醂柿(りんし)に作(つく)   り又 乾柿(かんし)と   なす