翻刻
あはれ女ともいかゝおほえたふ薄衣ひとつを
なかひきに引しをかくめて度御ほんぞとも
きかさねてくさりたるをこ【わヵ】れも御をしへによりて
かくなりけれはたゝをんなともの御とくとそ
おもふいかゝおほへ給ふ
とみくさり
たる
へをひり
給ふぞ
かし
あはれとくはかり
おさめはや
あまりいたくつけは
かひなたゆくこそ
あれ
てもたゆく
日暮らし
たる
よね
かな
たはのとを
との
から
もて参りたる
にへなり
かうしきしはおはする
にや
中将殿にめし侍りめて
たく
つかまつりたる人めてたきろくとも
まふけられたり