翻刻
おほちはいろ〳〵の
おほんぞどもかづきて
おはすめり
ふるきぬ
皆やきてんあな
うれしや
とく〳〵やけかゝる古衣の
またなけなるはやきいるそよき
いろ〳〵のおほんぞ
かつきて
おはすれは
これは何か
せむ
またしきにもやき
給ふ物哉たし
かに
見てこそ焼
たまはめ
何しにかはまだしきには
やきすて給ひつるとねいま
して
こそのちもやきすて
たまはめ
何事をの給ふそあなあさまし年は六十余になりてとねまつりこと
し
給へとも
三つ子に引をとり給ひけりあさかほのみは一ツにてたにはら
とくる
物を
それに十つぶをむなしばらにすきいれてんには
かきる事にこそあなれかしかしこう是
まてよろぼひいましたるけうの事
なり
まつはらとゞめん事をやは
くすりくひてかまへ
たまひね