みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE8

地震考 全 - 翻刻

地震考 全 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

長明之方丈記に云元暦二年の頃大なゐふる事侍 りき其さまよの常ならず山くづれて川をうづみ海 かたふきて陸をひたせり土さけて水桶上りいはほ われて谷にまりひ入諸こく舟は波にたゝよひ道 ゆく駒は足の立とをまどはけり況や都のほとりには 在々所々堂舎塔廟一として不全中略かくおひたゝ しくふることはしばしにて止にしかは名残しばらく は絶ず尋常におとろくほとの地震二三十度ふらぬ 日はなし十日廿日過にしかばやう〳〵間遠になりて 或は四五度二三度もしくは一日まぜ二三日に一度など 大かた其名残三月ばかりや侍けん云々 天-文-考-要に云寛文壬-寅五月畿-内ノ地大 ̄ニ震 ̄フ北江最 甚 ̄シ余-動《ルビ:屡|シハ〳〵》-発 ̄シ至 ̄ル_二於歳 ̄ヲ終 ̄ルニ_一 本-朝-天-文-志に云宝暦元年辛未二月廿九日大地震 ̄ス 諸堂舎破-《ルビ:壊|ヱ》【左ルビ:クタケ】余-動至 ̄テ_二六七月 ̄ニ_一止 ̄マル かく数々ある中にも皆はじめ大震して後小動は止マ