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虎列剌病予防養生法訳解 - 翻刻

虎列剌病予防養生法訳解 - ページ 3

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虎列刺病豫防養生法譯解    題言 今般虎列刺病流行(このたびこれらびようはやる)については恐(かしこ)くも 聖上深(てんじよふか)く御憂嘆遊(おんうれきあそば)せられ諸官庁廳(しよくわんちよう)に下命(おゝせ)ありて厚(あつ)く其豫防法(そのようじんほふ)を御施行(おんほどこし)あらせ られ速(すみやか)に烈(はげし)き病毒(びようどく)を撲滅(うちけ)し萬民(ばんみん)の生命(せいめい)を保護(ほご)せんと専(もつは)ら力(ちから)を盡(つく)さるゝこと は既(すで)に世人(よのひと)のしる所(ところ)なれば世人も亦深(またふか)く上意(ぜうい)を體認敢(まもりあへ)て政府豫防法(おかみのじふじんはふ)の淶洽(てあつき)に 安(やす)んぜず偏(ひとへ)に自身(じん)の養生(やうぜう)に注意(こゝろがけ)し苟(いやしく)も恬然麁漏(うつかりになざり)に経過(うちすご)すべきことにはあらざ るなり 弾丸(たま)は縦大砲(たとひいしびや)のたまたりとも聲(こゑ)あり形(かたち)あるものなれば避得(さけう)べきこともあれど虎(こ) 列刺病毒(れらびやうどく)は聲(こゑ)も形(かたち)もなければ之(これ)を避(さく)ること最(もつと)も難(かたし)とすされど人能(ひとよ)く此難(このなん)を免(のが) れんと思(おも)はゝ精(くわし)く此/予防養生法(よぼうようふせうほふ)に注意等閒(こゝろがけなとざり)のことさへなければ天賦(うまみつき)の建康(けんこう、たつしや)を保(たも) 持(つ)こと疑(うたが)ひなかるべし