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翻刻
《箱:焼場方角場所附》
頃ハ慶応二丙寅年十一月九日夜
八ッ時頃より神田永富丁辺より
出火いたし殊二西北風はけしくして
同壱丁めより四丁とものこらず
夫よりミな川丁四丁とものこらず
たてよこ大工丁上白かべ丁下た
しん道四けんやしき此へん
のこらず□通り□丁
二丁め□□より同しく
壱丁め今川ばし跡もんと
がしぬし丁本白かね丁二丁目まで
片かハのこらず樋口といふめいしや二て留る
又一口ハろうそく丁のゝせき口丁三川丁一丁めゟ
三丁めまで同はん道小やしき少々かまくらがし
ねこやしん道のじまやしき此辺のこらずりう
かん丁白かね丁一丁め石丁一丁め本丁一丁め中ほど
まできん坐やく所ときハがしゟさや丁兩がへ丁
するが丁三ツ井両かへ店糸店ともやけ
本店ハのこる宝丁一丁目片かハやける尤
木屋龍のかんばん火の中二てのこる夫ゟ
くぎごな品川丁一石ばしやけをちる
向□□□いならすごふく丁元大工丁
□□□□まやしき北まき丁
上まき丁南まき丁をけ丁
南大工丁南かぢ丁かのやしき五郎兵へ丁
たゝミ丁北こんや丁大根がし迄一ゑんのこらず
又□□通りハびくにはしきハにてとまる
□□□ハ四日市□□□□いなり
□□□にてとまる□□通り
角少々のこるそれよりあをもの丁
□□□丁平松丁□松丁
南油丁 川せ石丁
し□ろ丁くれ
□丁はく
□□
□□
□□二丁共
□□□き丁
南さや丁□□松川丁
二丁ともすゞき丁いなバ丁
ときわ丁ぐそく丁すミ丁
竹かし迄のこらず中のはし
やけるそれより一ㇳ口ハしん
さいもく丁八丁共のこらず
しんは中のはしまつやばし
やけをちるそれより八丁ぼりへ
うつり細川さまをもて少々
松平ゑつちうさま御上な
しきのこらずしん白かね丁
代地のこらず□嶋丁りん
はう小じちやうちんかけ横丁
地蔵はし七けん丁此へん御
くミやしき□ □
□ □松や
□□本八丁ぼり一丁めより
□丁めまでだん正ばし南角少々のこる南八丁ぼり一丁めゟ
五丁め迄鉄炮洲いなりやけ朽木さま井伊さま阿ハさま
堀田さま松平う□さま□遠江さま中川さま土井さま
けん□□□やけをちる奥平さま二て留る□□さま
松平内匠頭さま此辺御はた本多く本多様丁やしき
【右下へ】
明石丁十けん丁船松丁本湊丁
のこらずだんこばし中はしやけ落る
さむさはし二て留る翌十日昼
八ッ時過なり漸人々あんとの
思ひをなす
【左下】
やけをちたる
土蔵数 凡三百七十ケ所
けが人数 凡二百八十三人
丁□ 三百十三ヶ所
□ 五六里二なる
【図中右より】
やしき 三河丁一 二 三 四
かまくらがし かまくら丁 かまくら丁 松下丁一
松下丁代地 松下二 しんカワや丁 かまくら代地
永とミ丁一 同二 同三りうかん元地 本白かね丁 ごとうやしき
永とミ丁一 同二 同三
中ノはし 四けんやしき しんこく丁 一 たて大工丁
かハや丁 やしき のり物やしき 宝生 しんこく丁 ぬし丁
上白かね丁 たて大工丁 同 かぢ丁 なべ丁
元のりもの丁 しろかね丁 四けんやしき 神田かぢ丁一丁 二丁
りうかんばし 同寺 寺
本白かね丁一ノ一 同二丁目
本石丁 かねふき丁 かねふき丁
くミやしき 本両かへ丁 するが丁
本両かへ丁 北さや丁 品川丁
北さや丁 同 品川うらがし 同うらがし
一石ばし 日本はし
ごふく丁 同二
本大工丁 同
上まき丁 同 下まき丁 下うき丁
富まき丁 同
南まき丁 同 正木丁
南大工丁 同 松川丁 松川丁
南かぢ丁 同
すミ丁 すミ丁 やなき丁
五郎兵衛丁 すミ丁
本八丁 □□□ 同二 同三 同四 同五 東西南北
トビ火シテヲダイバ一カシヨヤケル
本多さま 井伊さま 御やしき 松平遠江守さま
さむさばし ほそ川さま 本みなと丁 同 同 同
石川じま 佃じま