翻刻
【右丁上段】
琉球人 凡二百人余
但上中下官とも印篭
壱つ宛をさくるなり扇子は
朝鮮におなし
薩摩御人数上下凡一万人余
人足凡弐千人馬凡八百疋
其外諸大名方より之
御馳走人数未知跡より
出之也
【右丁下段】
中山王より獻上物
あまた有之今略之
琉球国より江戸まで行程
七百拾壱里余琉球より薩州
鹿児島迄三百里余かご嶋より
大坂迄二百七拾六里余大坂より
江戸まて百三十五里
【左丁:上段から下段へ】
琉球ことば
一 日(ひ)を てだがなし
一 月(つき)を つきがなし
一 火(ひ)を まつ
一 水(みづ)を みづ
一 男(をとこ)を ゑんが
一 女(おなご)を をなご
一 朝(あさ)飯(めし)を ねえ(ー)さる
一 昼(ひる)飯(めし)を あせ
一 夕(ゆう)飯(めし)を ゆふ/はえ(ー)
一 簪子(かんざし)を ぎば
一 三弦(さみせん)を さんしう
一 草(ぞう)履(り)を さば
一 下(げ)駄(た)を あんじや
一 いやじやと云事を ばあ
一 かあいそふなと云を きもつちやげな
一 物をほむる時 きよ(ー)らさといふ
ことばありたとへは美男をき
よらゑんがといふがごとし
一 うそつく人わるい人をへんげもんといふ
一 遊女をぞりといふ故にゆう里を
ぞりや又ぞりみせなど云なり