翻刻
一行粧の見(み)物(もの)は琉王/楽(がく)童(どう)子(じ)その外一躰ことなる風儀めつら
しき衣服楽器の音声を要とす文化三寅としの
来朝より当辰としまて廿七年目の来朝にてまた
いつのよに行粧を見んもはかりかたく実に近代の
粧(そう)観(くわん)なりよつて此本を持したらんには一時行列のみみたらん
人にはなか〳〵まさるへくはた見し人のもたらんにはいよ〳〵
其くわしきにいたるへきものなり
一行列は海陸数百里の道中ゆへ少しつゝの増減前後あり
このほんやんことなき手筋をもつてくわしく
相たゝし本格の行列をしるす
【左丁上段図内】
薩州川御座御船
此他諸大名方より
御馳走に川御座船
いづる今略之
【左丁下段図内】
琉
球
船