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【右丁】
まるづけ瓜(うり)の中実(なかご)をぬき永(なが)くむきて一夜(いちや)塩押(しほおし)して
翌日(よくじつ)日にほすなり其座(そのざ)にむきて塩(しほ)をふりて干事(ほすこと)も
あれどそれは当座(とうざ)喰(ぐひ)の料(れう)なり一夜(いちや)おしてほせば
ちぎれもせず永(なが)くつながりて瓜(うり)一ッが一筋(ひとすぢ)になりて
能(よく)干(ほし)あげて一筋づゝ結(むす)びおくべし久(ひさ)しく囲(かこ)ひ置(おく)には
白瓜(しろうり)を上品(じやうひん)とす丸(まる)づけよりは皮(かわ)もやわらかく漬(つか)り
やうもはやし
茄子(なすび)塩圧漬(しほおしづけ)
茄子(なすび)色(いろ)よくつけんと思(おも)はゞ塩(しほ)に川(かわ)の砂(すな)をまぜて漬(つく)れば
【左丁】
艶(つや)よくつくものなり又/明礬(みやうばん)をすこし入れてもよし
皆(みな)当座(とうざ)喰(ぐひ)の料(れう)なり久(ひさ)しくかこひ置(おく)には塩(しほ)沢山(たくさん)入(いれ)て
圧(おし)を強(つよ)くかくれば永(なが)くもつ物なり又/沢庵漬(たくあんづけ)の中(なか)へ
つけ込(こむ)茄子(なすび)は一度(いちど)塩押(しほおし)してよく水(みづ)をあけたる時(とき)塩水(しほみづ)を
こぼし捨(すて)て一日(いちにち)ほしてふたゝび塩(しほ)をして圧(おし)を強(つよ)くかけて
あげたる二度めの水をこぼさぬやうにしてたくわへ置時(おくとき)は
いつまでも持つ(もつ)なり此(この)塩押(しほおし)茄子(なす)を百一漬(ひやくいちづけ)につけるなり
紫蘇漬(しそづけ)
しその実(み)余(あま)り実(み)がいりすぎれば取(とり)あつかふうちに実(み)が