東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

四季漬物塩嘉言 - 翻刻

四季漬物塩嘉言 - ページ 24

ページ: 24

翻刻

【右丁】 まるづけ瓜(うり)の中実(なかご)をぬき永(なが)くむきて一夜(いちや)塩押(しほおし)して 翌日(よくじつ)日にほすなり其座(そのざ)にむきて塩(しほ)をふりて干事(ほすこと)も あれどそれは当座(とうざ)喰(ぐひ)の料(れう)なり一夜(いちや)おしてほせば ちぎれもせず永(なが)くつながりて瓜(うり)一ッが一筋(ひとすぢ)になりて 能(よく)干(ほし)あげて一筋づゝ結(むす)びおくべし久(ひさ)しく囲(かこ)ひ置(おく)には 白瓜(しろうり)を上品(じやうひん)とす丸(まる)づけよりは皮(かわ)もやわらかく漬(つか)り やうもはやし    茄子(なすび)塩圧漬(しほおしづけ) 茄子(なすび)色(いろ)よくつけんと思(おも)はゞ塩(しほ)に川(かわ)の砂(すな)をまぜて漬(つく)れば 【左丁】 艶(つや)よくつくものなり又/明礬(みやうばん)をすこし入れてもよし 皆(みな)当座(とうざ)喰(ぐひ)の料(れう)なり久(ひさ)しくかこひ置(おく)には塩(しほ)沢山(たくさん)入(いれ)て 圧(おし)を強(つよ)くかくれば永(なが)くもつ物なり又/沢庵漬(たくあんづけ)の中(なか)へ つけ込(こむ)茄子(なすび)は一度(いちど)塩押(しほおし)してよく水(みづ)をあけたる時(とき)塩水(しほみづ)を こぼし捨(すて)て一日(いちにち)ほしてふたゝび塩(しほ)をして圧(おし)を強(つよ)くかけて あげたる二度めの水をこぼさぬやうにしてたくわへ置時(おくとき)は いつまでも持つ(もつ)なり此(この)塩押(しほおし)茄子(なす)を百一漬(ひやくいちづけ)につけるなり    紫蘇漬(しそづけ) しその実(み)余(あま)り実(み)がいりすぎれば取(とり)あつかふうちに実(み)が