東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 1

四季漬物塩嘉言 - 翻刻

四季漬物塩嘉言 - ページ 35

ページ: 35

翻刻

【右丁】 灰(はい)のあくを附(つけ)てきなこ団子(だんご)のごとくしてつぼに 入れめばりをしてたくわふべし遣(つか)ふ時(とき)ぬるま湯(ゆ)にて あらひおとせばにほひもうぜずいろもかはらずもぎ たてのごとし    金柑(きんかん)塩漬(しほづけ) 金柑(きんかん)余(あま)り熟(じゆく)さぬうち水と塩(しほ)と等分(とうぶん)にせんじ 一夜(いちや)さまして器(うつわ)に入きんかんとぴた〳〵にしてかぜの いらぬやう目(め)ばりをしてかこふべし遣(つか)ふ毎(ごと)にうは水(みづ)を こぼしてひた〳〵にしてべしいつまでももつもの 【左丁】 なり    筍(たけのこ) 塩漬(しほづけ) 竹(たけ)の子(こ)の皮(かわ)をむきて沢庵(たくあん)大根のごとく一かわづゝ並(なら) べて塩(しほ)をふりて中塩(ちうじほ)にしてかろき押(をし)をかけて漬(つけ)る なり尤(もつとも)とうがらしを少(すこ)し入(いれおく)置べし    通計六拾卯四条 四季(しき)漬物(つけもの)早指南(はやしなん)初編(しよへん)《割書:終|》