Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4322 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4322 (1) - ページ 13

ページ: 13

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【右丁】 もりありけりさて中将殿のおきさせ給ふをし しう見たてまつれはきのふにはかのしくれに 御かさ参らせられし人なりきのふみたてまつ りしよりも御かほのよそほひなのめならすう つくしくおはしけるしゝうよにうれしくそお もひけるさて御てうづもちて参りけれはしゝ うとりて参らせけるひめきみ御てうつさせ給へ はことつめをかせ給へは中将殿あそばすかとと ひ給へはしゝううちゑみてよしあしきはしり参 らせ候はすと申けれはひめきみ御かほうちあか めさせ給ふ御けしきあくまてあひきやうかま 【左丁】 しくてみれとも〳〵あかれすあまりにうつくし くおはすれは中将殿ひめきみの御手をひかへ てきよみつのへつたうの心のうちこそおそろし く候へと仰られけれはあくまてはつかしけなる 御けしきにて御手のぬれなから引入てきぬ ひきかけてより        ふし給ひぬ         さて中将殿は        ちゝ大しん殿御かたへ                 参り                  給ひぬ