Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4322 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4322 (1) - ページ 12

ページ: 12

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【右丁】 のなくねをそてにくらへてもひめきみはたもと をしほりあへ給はすうき事をのがれんために 出つれともまたたれ人のかたいかなる所へゆく やらんいくほとなき世中たゞよひあるく かなしさよとおほしめし御なみたもせきあ へすしゝう心のうちにおもふやうあはれおな しくはひるまうのもとにて御かさ参らせ つる人ならはいかにうれしかりなんよしやまた この人もたゝ人にてはおはせしせんくさふら ひみずいじんさつしき【雑色…「ざふしき」とも】うしかひにいたるまて たゝ人におはしまさすくるまもひあじろもん【檜網代物】 【左丁】 のくるまなりいゑたか【家高…家の格式が高いこと】にてそおはすらんなにこ とにつけてもけたかくおもふ所に二でうまで のこうちのさ大しん殿の御しよへそ入ける此中 將殿はいまたつまもいらせ給はぬはゝかるかたも なく御くるまよせてまつ中将殿おりさせ給ひ てみすかうしおろさせ御くるまのうちなるひ めきみをおろし参らせてれうらんの御ふすまの 中におきたてまつり給ふしゝうをはびやうぶき ちやうひきたてゝそれにふし給へとておかれ たり中将殿ひめきみの御そはにふし給ひぬ いつしかなつかしけにてひるほとまて御とのこ