Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4322 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4322 (1) - ページ 4

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【右丁】 参りけかうのそのかすおゝき中にとし十五六 はかりなるひめきみを小ようはうたち五六人 してたちかへしぬらさしとする所に中将殿こ れを御らんし給ひてわかさゝせ給へる御かさを六 ゐのしんにおくらせ給ひたりひめきみこはいか にとおほしめしみあけ給ふ御めのうちあくま てあひきやうがましく【愛敬がましく=あいくるしく魅力的である】けたかくうつくしうみ え給ひたりけりさてひめきみはきよみつのひん かしのへんにたゝすみていまは御かさ参らせよ とてかへされけり中将殿はぬれ〳〵御かさまち えさせ給ひていまの人々はいつくにそとの 【左丁】 給へはいまたあれにわたらせ給ひて候と申けれ はやかて人をやらせ給ひてみせ給へは見え給 はす中将殿心もとなくおほしめしけりさて女 御の御かせの心ちはへち【べち=別】のことわたらせ給はねは やかて御けかうあるへけれともひるのかさをく り給ひたる人のゆくゑの心にかゝりそのうへ 女御の御かせもへちのことわたらせ給はすたれも こよひはこれにつやせん【費やせん】とてほとけの御まへに あくかれゐ給へりたつねんかたもおほへすせんかた なくてたゝつく〳〵となかめかちにてつほねに いらせ給へともしつ心なかりけりさるほとにとな