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是に於て那波列翁が兵盡く敗れて巴里斯に向
つて潰れ走る二十一日那波列翁巴里斯に卻く
次の日民庻㑹合し大將「ソリクナック」も亦共に那
波列翁を諭して大位を其子に讓らしむ是に於
て那波列翁再び其位を去る然れども此策こと
成らず終に国祚を永ふすること能はず那波列
翁は「マルマイソン」《割書:地|名》に流落し「ロセフヲルト」に赴
き海に航して米里堅に到らんとす英國の巡哨
舩《割書:海上を縦横十文字|に自由に往来する舩》其去路を遮る七月十四日
英吉利の甲必丹《割書:宦|名》「マイトランド」に降る次の日