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コレクション: 養蚕の書

蚕養由来 - 翻刻

蚕養由来 - ページ 3

ページ: 3

翻刻

蚕養由来(こかいゆらい) 蚕養(こかい)と云事大せつ也 抑(そも〳〵)わか朝は寒(かん)国也此 綿(わた)と云事のなかり し始は人こと〳〵く寒につめられ死也雪の中に土の中を兼て よりほつて穴(あな)のことくして寒をふせぎし也人のこゞへ死する を見て相ともなふ人あなかしこくせずと云 詞(ことは)也其比の世には 寒つよくせし時は雪鬼(せつき)と云 化生(けしやう)の者国土をまはりて雪を降(ふらし) し人を取口にのむ也其鬼にあなばししらすなよく〳〵かく せといはんとて穴 賢(かしこ) ̄ニ【?】とはかく也扨こそ秘事なる物をは穴賢 ひすべしとかけり抑わか朝は天神七代地神五代まては人 皇なかりきのに地神五代うがやふきあはせずの尊(みこと)の御 宇に仁王はしめて出来給ひぬ神武天皇是なりそれより