翻刻
【右丁】
左 信頼卿
六番
右 惟方朝臣
一す馬はするやう下野氏か説まつ馬はの中へ
あいはかしいたしてつゝらをり左のらちへ
をりてつきに右へをるへし又左へもをる
へし三度をりて「馬をいたすへし(イニ朱点ノ分ナシ[朱])」【「」内左に朱点】馬いつ
るときまへつはにふしておとゝのほとに
てをきあかるへしかほをみせすかさすへ
しおと◦(とイ[朱])のはつれのほとにてむちをうつへし
【左丁】
件のふちわかめよりかみへあくへからすさて
したいにあわゐはやくうつへしかまへて
ふちのさきにひらき を(の)心をゆいつけた
るやうにおもくすへし
一秦氏す馬やう馬はの中へあいはかしいたし
てはてのらちにむけておるへし次右ら
ちにをりかけ又左へをるへしさてつゝ
らをり三度はてゝ中へあいはかしいたす
へしすこしうはてにむけて馬をいた