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【右ページ】
青行灯(あをあんどう)【青行燈】
灯(ともしび)きえんとして又あきらかに
影(かげ)憧々(どう〳〵)としてくらき時
青行灯(あをあんどう)□□【とい】へるものあらはるゝ事
ありと云むかしより百物語をなすものは
青き紙(かみ)にて行灯(あんどう)をはる也 昏夜(こんや)に鬼(き)を
談(だん)ずる事なかれ鬼(き)を談(だん)ずれば怪(くはい)いたるといへり
【左ページ】
雨女(あめおんな)
もろこし巫山(ふさん)の神女(しんぢよ)は朝(あした)には
雲(くも)となり夕(ゆうべ)には雨(あめ)となるとかや
雨(あめ)女もかゝる類(たぐゐ)の
ものなりや