翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

百鬼夜行 3巻拾遺3巻. [2] - 翻刻

百鬼夜行 3巻拾遺3巻. [2] - ページ 30

ページ: 30

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【右ページ】  羅城門鬼(らせうもんのおに) □□□ □□□せんを □□一句□□ □□□気 暮(くれて)風(かぜ) □□□と□… □□□□□□に後(のち)渡辺綱(わたなべのつな)がため□ □□□□れからきめ見たるもこの鬼 神(しん)にや 【以下は別資料を見て翻刻。解像度が低すぎてよめない:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/95/SekienRashomon-no-oni.jpg 】  羅城門鬼(らせうもんのおに) 都良香(とりやうかう) らせうもんを 過て一 句(く)を吟(ぎん) じて□気(き)霽(はれては) 風(かぜ) 梳(しんりうの)_二新柳髪(かみをけづる)_一とその時 鬼神(きしん)一 句(く)をつぎていはく 氷消波洗(こほりきへてはなみ)_二旧苔鬚(きうたいのひげをあらふ)_一と後(のち)渡辺綱(わたなべのつな)がために 腕(うで)をきられからきめ見たるもこの鬼神(きしん)にや 【左ページ】   夜啼石(よなきのいし) 遠州(ゑんしう)佐夜(さよ)の中山にあり むかし孕婦(はらめるおんな)この所にて 盗賊(とうぞく)のために害(がい)せられ 子(こ)は胎胞(たいはう)の内に恙(つゝが)なく 幸(さいはゐ)に生長(せいちやう)してその 讐(あた)を報(むくひ)しとかや