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【右ページ】
目競(めくらべ)
大政入道(だいぜうにうだう)清盛(きよもり)ある夜(よ)の夢(ゆめ)に
されかうべ東西(とうさい)より出てはじめは
二つありけるがのちには十二十五十
百千万のちにはいく千万といふ数(かず)をしらず
入道もまけずこれをにらみけるにたとへば
人の目くらべをするやう也しよし平家物語(へいけものがたり)にみえたり
【左ページ】
後(??ろ)神(かみ)
うしろ神(かみ)は臆病神(おくべうがみ)につきたる神(かみ)也
前(まへ)にあるかとすれば忽焉(こつゑん)として
後(しりへ)にありて人のうしろがみを
ひくといへり