翻刻
【右丁】
三偏【遍】程すり付べし水に漬てもこわらず
「濟」 ●夜道難のがるゝ眼脉
咒【朱】先眼を塞き目頭を指にて押テ見るへし銘々皆
眼中に金輪見ゆる也不意の難ニて逢前ニハ此金輪見へズ
●五辛を食シ𠺒止ム
艾を鉄砲玉程ニ丸メ火ヲ付揉消シ是ヲ飲べし又生 芹(セリ)
一本食し熱キ湯ヲ吞べし
●紙永代不離法
曼珠沙花(マンジユサケ)俗ニシブト花ト云根ヲ摺つぶし是ニ而紙ヲ継也
「濟」 ●新鍋釜のかなけ抜方
其鋳口江一ト火灸すへべし鉄氣不出也
【左丁】
●膠ツキノ方
藜藘(ヲモト)をもと根ヲ黒焼ニして膠をぬる
●鉄錆ヌ方
杉の木炭又桃の核ヲ焼粉ニして交ル
「濟」 ●病人生死ヲ知る法
病人の年 煩月 煩日 此三ツヲ合セ三増倍ヲ掛ケ九ツ拂
余り無ヲ半吉又調なれば必死ス又半ならバ吉也
●木ヲ結ふ法
削たる木を結ニハ鼠の糞を沢山あつ【め脱ヵ】灰の上ニ蒔其上に
薦ヲ覆一夜置べし馬蛭と成ル是ヲ釜ニ水ヲ入湯沸シ
【「濟」は黒角印】