翻刻
【右丁】
薬氣根ヲ切る妙薬也
料【朱】●ゆかりの色法
梅漬の通りニ漬置候上々しそ能々日々
干上ケ又ほいろニかけ能干上りたる時
粉ニしてふるひ置候事
●きやうふうの薬
若右やうの節者早速かる石ヲ粉ニして水を
井戸ゟくみ上ケ候釣のまゝ直ニ薬わんニ請入
此水ニ而右の粉を為呑べし是妙薬也
●出生(あかご)の子見よふの事
赤子鳴く時男女ともニ口ヲ大キク明クは吉なり
【左丁】
口小クあくハ虫気有り随分心付毛ケ妙薬用べし
口を明キかね又聲小ク慥不成ハほふづき虫か又ハ
きやう風の類出るもの也是小児家之傳所也
●毛虫を止る法
毛虫子之内巣ニ籠り居る時右巣の中へ
燈油をたら〳〵と少シ落入べし程なく
不残たへ申候 又方毛虫生じたる木の枝へ竹の筒ニ水ヲ入
此中へ生のするめヲさきて入枝々へ五ケ所程釣
置ば毛虫委【悉の誤記ヵ】ク去る事妙なり
●蜘(くも)の巣を取たる跡ニ而又巣を掛
ざる法
くもの巣を取候ハヽ其跡江茄子の皮ヲ
水ニ漬置此あく出て赤く成たる水を