翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

竜宮苦界玉手箱 : 3巻 - 翻刻

竜宮苦界玉手箱 : 3巻 - ページ 8

ページ: 8

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こゝに又かのうらしまと 一つながやの佐次兵衛は せんねん四こくを めぐつてさると なりしがどういふ 事かかにとちか つきにてかの 乙ひめをかはんと りうくうへ来り 中の丁のあしべや もく蔵【杢蔵】といふかにが 見世へたづね来たり やみくもかきのたね をまきちらしておごり ければかにもちそう にやきめしを出してもてなす さるとかにがやきめしと かきのたねととりかへたと いふもある事とみへたり 〽さるは一 ̄ツたいわるしやれもの にて乙ひめをかふやうな きやくではないゆへかにも よいかげんにあしらいかしへ でもやつてねるさふと きめておく 〽作者曰 かきのたねでおこれるなら だれでもおこりてた          そ【奢り手だぞ】 【猿の台詞】 〽こゝの かみさん はけへ 〴〵 し い【けえけえしい=かいがいしい】 さ う で あた まて めし を たく やつさ【おそらくコメツキガニの習性を言ってる】 【杢蔵の台詞】 〽き のふも 御うは さを申 ました もちつ とて けふも 江戸へ まいる 所で こさ り まし た さて 〳〵〳〵 お久し ふり   と