翻刻
諸国《割書:大地震|年代記》末代噺種
◯人皇(にんわう)七代|孝霊帝(かうれいてい)五年乙亥年
近江国(あふみのくに)一夜(いちや)に地裂(ちさけ)て湖水(こすい)と成(なり)
同時に駿河国(するがのくに)富士山(ふじさん)一夜に
湧出(わきいで)しといふ是(これ)地震(ぢしん)の
始めなり
◯二十代|允恭帝(いんきやうてい)丙辰七月
廿四日|大地震(おほぢしん)あり
◯三十九代|推古帝(すいこてい)七年
己未四月廿七日
◯四十四代|天武帝(てんむてい)白鳳(はくほう)
四年乙亥十一月十日
同十三年戊寅十月四日
同十九年甲寅十一月七日
◯四十六代|文武帝(ぶんぶてい)慶雲(けいうん)
四年丁未六月五日
◯四十九代|聖武帝(せいむてい)天平
十六年甲申四月七日
◯五十七代|文徳帝(ぶんとくてい)齋衡(さいかう)
三年丙子三月八日
◯五十九代|陽成帝(やうぜいてい)元慶(げんけい)三年己亥九月廿七日