翻刻
【右丁 白紙】
【左丁】
いつれの御代にかかしこきみかとにつかへたて
まつり給ふ大なこんときとものきやうと申
公卿おはしけるさいかくゆうちやうにして詩
哥みちにちやうし【長じ】給へは君の御おほえも
めてたくわたらせ給ふされはこの人はたい
しよくはん【藤原鎌足】よりも九代のそん【孫】せうせんこう【昭宣公=藤原基経の諡号】の
一男后宮の御せうと【兄人=姉妹からみた兄弟】左大臣ときひらの卿
の御まこにてそおはしけるたい〳〵せつ
しやうかういの家にしてまつりことを御
かさとり【嵩取り】世のおほえすくれてめてたくさかえ