Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 615 (5) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 615 (5) - ページ 16

ページ: 16

翻刻

ため身(み)を匠作(しやうさく)に扮(やら)【「やつ」ヵ】して名(な)を工役(こうえき)名簿(めいはく)【「ナイヤシ」左ルビ】に署(しる)し遂(つい) に其地(そのち)の一小屋(いつしやうおく)【「コイエ」左ルビ】に寓居(ぐうきよ)【「カリスマイ」左ルビ】し躬親(みみつか)ら食(しよく)を作(つく)る其本(そのほん) 国(ごく)の政宦(せいくはん)と書牘(てがみ)を往来(わうらい)し手自(てみづか)ら匠斧(しやうふ)を操(と)り帆(はん) 桅龍骨(きりうこつ)を断(き)る而(しか)して後(のち)又(また)「アムステルダム」に返(かへ) り親(みづか)ら監視(かんし)【「サシツ」左ルビ】して六十/門砲軍艦(もんはういくさぶね)を造(つく)らしめ已(すで)に 成(なつ)て海運(かいうん)して「アルカンゲル」に輸(ゆ)【「オクル」左ルビ】す又(また)意(ころ)【「こゝろ」ヵ】を諸学(しよかく) 術(じゆつ)に留(とゞ)め一芸(いちけい)の微(び)といへども徒(いたつ)【「ら」脱ヵ】に看過(かんくは)【「ミスゴス」左ルビ】する事(こと) なくかならず手自(てみづか)ら之(これ)を験(こゝろ)み或(あるひ)は外科諸術(ぐはいくはしよじゆつ)を修(おさ) むるに至(いた)る又(また)はなはだ航海(かうかい)の技(ぎ)【「ゲイ」左ルビ】を嗜(たし)【「な」脱ヵ】み海上(かいしやう)の 情状(ありさま)を熟知(じゆくち)せんと欲(ほつ)する心(こゝろ)尤(もつとも)深(ふか)し「ウイルレム【」】三