翻刻
命(めい)を允(いん)【「シタカフ」左ルビ】し余国(よこく)も亦(また)続(つゞい)で尊号(そんがう)を称(しやう)するを准(しゆん)ず帝(てい)
既(すて)に闔国(かうこく)の民俗(みんぞく)を移(うつ)し王化(わうくは)に丕変(ひへん)【「オホヒニカハル」左ルビ】せしめ大(おほい)に
其(その)国(くに)を隆興(りうかう)す因(よつ)て謂(いへ)らく斯(この)国(くに)を挙(あげ)て闇劣不学(あんれつふがく)
なる「レケンテン」《割書:輔弼|の宦》の手(て)に委(ゆた)ぬるに忍(しの)びずと
一千七百二十二年/我国(わがくに)の享保(きやうほう)八/癸卯(みづのとう)年(どし)彼(か)の二
月二十二日/帝(てい)嗣(し)を立(たつ)るの律(りつ)を定(さだ)めて曰く皇帝(くはうてい)
の択(えら)び立(たて)たる君(きみ)宜(よろし)く国政(こくせい)を行(おこな)ふべしと乃(すなは)ち群(くん)
臣(しん)を盟(ちか)はしむ
初(はじ)め帝(てい)久しく兵(へい)を百爾西亜(へるしや)に進(すゝ)めんと欲(ほつ)す是(こゝ)
に至(いた)つて遂(つい)に百爾西亜(へるしや)を征(せい)し交易(かうえき)を北高海(きたかうかい)に