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つゞき【□囲み】わがきんたまをくぎにてねだに
うちつけられいかんともすべきやうなく
何のくもなく金時にいけどられけるは
こゝちよくこそみえにけれ
さてもたぬきのらねこはたいぢ
せられかげうあるばけものは
せたいもつきでかせぎかけ
なまぐさき風しよぼ〳〵
あめも十日五日の
時をたがへづゆう
れいの出はの柳も
えだをならさぬ
ばけものせかい
ばん〳〵ぜいと
をさまりしも
めでたき御代に
つるかめの千世よろづよと
ことぶきける
ばけものも
をさまる御代は
つわものも
子どもだましの
きんときさゝげ
晋米齋
【右ページ 下】
〽めで
たし
〳〵
〳〵
あはせて
三つ
目で
たし
【左ページ・新版案内】
文政三年庚辰新版
式亭三馬作
《割書:松会読本|竹本正本》引書語(ひきがたり)三枡(さんしやう)大夫(だいふ) 六冊
歌川国貞画
東西庵南北作
《割書:己惚鏡の芸者|十寸鏡の全盛》傾城(けいせい)草履打(ざうりうち) 六冊
柳川重信画
古今亭三鳥作
《割書:花園|平三》四季物語(しきものがたり)郭(さとの)寄生(やどりき) 六冊
歌川美丸画
本町庵三馬戯作 国貞筆
茶番(ちやばん)早合点(はやがてん) 中本 全一冊
ちやばんきやうげんのうがちをまのあたりに
みるがごとくおもしろくかきたるよみほん也
【本町庵三馬=式亭三馬】
四季山人校正
《割書:再板|役者|にがほ》基(ご)太平記(たいへいき)白石(しらいし)噺(ばなし) 五冊
歌川国貞画
【基(ご)は原典のママ】
晋米斎玉粒撰
《割書:二代尾上|忠義伝》鏡山(かゞみやま)旧(こきやうの)錦絵(にしきゑ) 五冊
五渡亭国貞画
同 撰述
《割書:金毘羅|利生記》花(はなの)上野(うへの)誉(ほまれ)之(の)石碑(いしぶみ) 五冊
国貞画
晋米斎戯作
《割書:勧懲|赤本》背面(うしろめん)益身鏡(ますみのかゞみ) 三冊
歌川美丸画
同 作
化物(ばけもの)世帯(せたい)気質(かたぎ) 二冊
美丸画
江戸本材木町壹丁目
春松軒
地本《割書:義大夫|正本抜本》問屋 西宮新六板