翻刻
【右丁】
先迄(それまで)御/留置(とめをき)被_レ 下候/様(やう)御/頼(たのみ)申上候
両(りやう)三日中に者/貴家(きか)《割書:江》向(むけ)参着(さんちやく)
可_レ申候右に付/暫(しばらく)貴宅(きたく)に而/止宿(ししゆく)之儀
御/頼(たのみ)可_レ申/哉(や)共(とも)存/罷在(まかりあり)候/御勝手(ごかつて)も
不(ず)_レ苦(くるしから)候はゞ此段(このだん)御承引(ごしやういん)可_レ被_二成下(なしくだ)_一候
乍(ながら)_レ併(しかし)可(べき)_レ然(しかる)旅宿(りよしゆく)預(あづかり)_二御/世話(せわ)_一に候哉
【左丁】
何分(なにぶん)参上(さんじやう)貴面(きめん)之/上(うへ)万々(ばん〳〵)可_レ得(ゑ)_二
御意(ぎよゐ)_一候以上
【図】茶道具(ちやだうぐ)頼(たのみ)遣(つかは)す状
一翰啓(いつかんけい)上仕候然者/先頃(せんころ)ゟ
近邊(きんぺん)之/隠居(いんきよ)又者/隙人達(ひまじんたち)
申合/初心(しよしん)茶道稽古(さだうけいこ)相始(あいはじめ)候/処(ところ)