茨城大学図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: 大高氏記録

巻1 無題(日記帳) - 翻刻

巻1 無題(日記帳) - ページ 138

ページ: 138

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 六月十九日出小石川添田氏より  扨又々一昨十七日浦賀え何国之船歟不相分           《割書: |〇不相分候へ共何レおろしや国と申候未タ》  乗込申候何艘も未タ〇御触ニは不相成候尤未  タ応接ニ不相成候間何国やら相分り不申候  扨入替り〳〵珍客渡来亭主方甚迷惑仕候扨  柏木成子宿淀橋御焔硝蔵之事儀三郎様へ申  上候処一旦車軸よりと申候所左様ニ無之出  役之諸所ゟ出火生焔硝へ移りぼん夫ゟ車場  へ火掛り車搗掛の焔硝ニ而とん夫ゟ御焔硝  蔵へ火かゝり候而どんだかぼんたか役所と  車場の火事は飛散り蔵も飛散石すへ半分過  形ちなし三間ニ八間御蔵丈深サ五尺余地を  堀飛申候近所ニ而三軒潰家二丁半四方土蔵  割る 体(鉢カ)巻落而怪我人表向申出三十五人不申  出候分三十人程老幼は車場のどんにて皆逃  る怪我なし壮人欲張者の道具を出迚御蔵の  だゝんニ而頭へ石の当り棒か当り等ニ而皆  軽我致候由役人家来壱人存亡不相分候車屋  向之大菓子屋頭を傷ク昨日抔死去可致由皆  々夷船之為ニケ様之禍ニも逢申候事可哀候