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夕方雷気
九 日 朝よりむら雲大暑九ツ半時より南風
《割書:九半時| 八十三度》 少しふく
十 日 朝薄くもり四ツ時ゟてり立終日同断
《割書:四ツ時七十七度|終日同断》度数ニ而ひや〳〵風なり
十一日 朝より薄くもり涼しき方なり九ツ時
《割書:四時七十九度| 》よりてり立折々むら雲
此度御武備御習練万民安堵之為 公より仰
蒙られ御諸 候(侯カ)様浦賀御発向之御家来方之内
勇力殊ニ勝し御方々伝聞ニよりて是をしる
すあなかち是に限らす文武両道を兼備へし
御方々は星のことく雲のことく集り為ふ故一々
あくるに遑あらすむかし唐土の関羽は八十
二斤の青龍刀を持し事をげう〳〵敷申伝れ
とも今日本の斤量ニすれはわづかに十三〆
百二十目なり夫すら古今ニ無之様ニおちお
そるゝ毛唐人まだ夫ニ劣しアメリカ〇オロ
シヤの奴原譬にいふ蟷螂の斧何の恐るゝ事
あらんや又此度の一事大日本の御威光を仰
き何か願の筋有て参りし事にて別にわけあ