茨城大学図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: 大高氏記録

巻1 無題(日記帳) - 翻刻

巻1 無題(日記帳) - ページ 142

ページ: 142

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    夕方雷気 九 日 朝よりむら雲大暑九ツ半時より南風 《割書:九半時| 八十三度》 少しふく 十 日 朝薄くもり四ツ時ゟてり立終日同断 《割書:四ツ時七十七度|終日同断》度数ニ而ひや〳〵風なり 十一日 朝より薄くもり涼しき方なり九ツ時 《割書:四時七十九度| 》よりてり立折々むら雲  此度御武備御習練万民安堵之為 公より仰  蒙られ御諸 候(侯カ)様浦賀御発向之御家来方之内  勇力殊ニ勝し御方々伝聞ニよりて是をしる  すあなかち是に限らす文武両道を兼備へし  御方々は星のことく雲のことく集り為ふ故一々  あくるに遑あらすむかし唐土の関羽は八十  二斤の青龍刀を持し事をげう〳〵敷申伝れ  とも今日本の斤量ニすれはわづかに十三〆  百二十目なり夫すら古今ニ無之様ニおちお  そるゝ毛唐人まだ夫ニ劣しアメリカ〇オロ  シヤの奴原譬にいふ蟷螂の斧何の恐るゝ事  あらんや又此度の一事大日本の御威光を仰  き何か願の筋有て参りし事にて別にわけあ