茨城大学図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: 大高氏記録

巻1 無題(日記帳) - 翻刻

巻1 無題(日記帳) - ページ 21

ページ: 21

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 のたと申候本物ならハ切てみろ木刀めと家  老の子申候へハ足輕の子右の脇指ニて家老  の子を切殺宿へ歸り親へ申候ハ御家老樣の  子の木刀〳〵と申候間本物ニて切殺申候と  申候ハ親申候ハ夫ハ唯事にあらす御家老様  の子を殺してハ手前も腹を切レと申候へハ  右子申候ハ切りて見ろと云故切殺したり何  も我も死ぬにハ不及と申候ニ付親申候ハ夫  てハならず迚右脇指ニて子供の首を切右首  を持家老宅へ參り扨ケ様〳〵の趣ニて忰め  若樣を切殺申候趣不調法至極ニ付御申譯申  上候為ケ樣ニ仕候と首を指出候處何分家老  無分別と相見一圓ニ承知不致上え申出候處  家老ハ半地國へ押込ニ相成申候足輕ハ士分  ニ取立られ申候由いまた名ハ承り不申跡よ  り可申上候 廿三 日   大霜寒氣快晴夜五ツ時より小雨ふる 《割書:三十四度|》    番船相庭  一 三州上銘  百五十兩    《割書:地水油 三十兩壹分|故麻油 三十弐兩弐分》