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翻刻
火矢にて打くたき右蒸気船に乗居たりし毛
とう人こと〳〵く即死いたし人家乱ほうい
たせし毛とう人五十三人不残いけ取と相成
中にも重たちし五人は江戸表へ御さし出に
相成候由全五島家の武門広大なるゆへなり
と諸人かんしさらんものはなかりけり
追々承り候へは盗賊とも異人のまねを致所
々乱 防(マヽ)致候よし
十二日 朝より快晴寒冷終日天気よし夜に入
《割書:朝五十二度|》 風吹昼時地震
《割書:乱製|秘法》滞船散 《割書:大筒見 三拾〆目|小筒見 拾〆目》
《割書:心 見 壱〆目|》
右御薬の儀例無に寄て予が家に年久敷伝る
処其の功(マヽ)有る事神の如し此度世人救のため薬
法さつくる也仍に其功有る事を知へし
方
当大王 參嫌 金銀花 当氣
武士 困窮
一第一 蒸(じやう)気船に酔眩暈によし
一帆影薄く見へ何となく心いためるによし