翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

地災撮要. 巻7-9(地震之部) - 翻刻

地災撮要. 巻7-9(地震之部) - ページ 10

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 部殿《割書:小普請組|大島丹後守組》柘植三四郎殿《割書:御小姓組|酒井備中守組》伏屋七之助殿中奥御番溝  口八十五郎殿堀田備中守殿高家土岐出羽守殿《割書:小普請組|大島丹後守組》本目久之丞殿  御賄頭山本新十郎殿寄合大森雄三郎殿渡辺卯兵衛殿  其餘焼すして潰れたる家多し焼亡の家と合すれは小川町のみ  にて凡弐百宇に餘るへし《割書:凡小石川御門内より原の御厩手前蜷川家後|ろの方迄なり魚板(マナイタ)橋手前の方は火なし岩城》  《割書:侯の辺も|残れり》  大久保筑前守殿屋敷殊に甚しく惣て潰れたり《割書:小川町辺即死怪我|人ある人ありや知る》  《割書:へからす小川町火消屋敷の火之見櫓は火中にして残る駿河台火消屋敷|の火之見も別条なし長屋ハ損したりこの夜は常の火事にかはりて見物》  《割書:人其外無用の往来人はなけれと所々より出火して逃道を失ひ或は大路|に横たたり【「たはり」の誤り】潰家に爪突過ち等なす人数かたし此辺の輩は漸に僅の財を》  《割書:背に負ひ或ひは主君にかしづき老たるを援け幼きをいたはりて護持陰院の跡|明地へ逃退たり各こゝに野宿して老たるは仏を念し誦経称名唱題して夜を》  《割書:明すもあり又は家族を失ひて歎きさけふ|もありて其夜の苦しみ筆端に尽しかたくとぞ》  御廊内其外所々武家方構内又は道路に崩れる家焼残りたる  材木をもて假の小屋を営み幕を引めくらし野宿する輩多かりし  《割書:此間は貴人も麁菜粥飯を|めされしなり》  南北両町奉行所無別条《割書:北御奉行所は表|長屋のみ潰る》  新し橋外町会所無事なり籾蔵は何れも大破に及へり《割書:葛西小|菅村籾》  《割書:蔵尤破損|つよし》  水道橋際三崎稲荷社拝殿無事本社土蔵壁落金比羅権現社  潰る 〇小石川隆慶橋手前江戸川続清水様御用人野中鉄太郎殿屋鋪