翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

地災撮要. 巻7-9(地震之部) - 翻刻

地災撮要. 巻7-9(地震之部) - ページ 13

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 敷松平出雲守殿下屋敷等類焼す亦 些阻(スコシヘダゝ)りて茅町弐丁目境稲  荷の辺より《割書:此いなり社は|危くして残る》同町弐丁目迄焼亡す《割書:茅町壱丁目より|火出たるよし也》心行寺  永昌寺浄円寺宗源寺等各潰れる右寺院門前の町屋も各潰れた  り茅町富士浅間社潰れる称仰(シヨウカウ)院残る教燈寺際にて火鎮る榊  原侯中屋鋪長屋焼込此間死亡のもの多くしてはかるへからす  《割書:根津門前に駒込片町酒店高崎屋長左衛門か別荘ありしが潰れて其|妻死すその外同人所持の地面長屋或は諸所出店等皆つふれたり》 ○下谷御数寄屋町殊に甚く都て家潰れたり仲町の辺もともに  強く近頃焼けて新らしき家なから大破多く随て怪我人  多し《割書:錦袋円の舗土蔵近頃あらたに建て|いまた上ぬりの前なりしか無事なり》 ○上野町壱丁目裏森川久右衛門殿組御歩士組屋敷と町屋境より  出火して跡へ同弐丁目広小路常楽院《割書:六あみた五番目也本堂僧坊やけ|る坂本に当る残れりと記せるは誤也》  并同寺門前町屋北大門町上野御家来屋敷新黒門町元黒門町下谷同  朋町南大門町等広小路東側一円に焼る長者町続車坂町代地下  谷町弐丁目代地長者町弐丁目同壱丁目《割書:壱丁目は|少々残る》井上筑後守殿長屋  徳大寺《割書:当寺摩利支天堂近頃修復なりて|頗壮麗なりしか惜むへし焼たり》一乗院其外長者町続  武家地中御徒士町西側焼る又同町《割書:中御かち|町》東側御先手美濃部  八蔵殿宅よりも出火して弐軒焼たり此辺は明方に火鎮る佐竹  立花両侯の人数と所のもの集りて防留たり  呉服店松坂屋《割書:井藤|》は土蔵残らす焼失ふ《割書:其跡空地と成り夫より板|囲して当分町会所御救の》  《割書:焚出し|所に成る》