翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

地災撮要. 巻7-9(地震之部) - 翻刻

地災撮要. 巻7-9(地震之部) - ページ 131

ページ: 131

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【右丁】   れ避くへしと云々  此桑田氏は深川海邊大工町に住して種痘を弘めたる人なり地震  に家潰れ三才の娘を失へり 〇田中氏の話に去年十一月四日地震の日相州鎌倉の人武州六浦の杉田  へ處用ありて趣く時金沢能見堂のこなた関といへる所を通し時樹  木の梢より韓【「幹」に同じ】の間へかけ俄に動揺しける地上はさしもの事にあら  さりしか程なく大風の扇来る如き物音ありて鳥雲頭上に敝ひかゝり  けれは心もとなくあゆみつゝ頓て此所を過行しかはあはてゝこの  所を過山を下りてあるか方へいたりし頃はや家々顛倒したるにさ  て大地震ありし事を知りたりとなむされは大地震の時は地下のみ 【左丁】  にあらす地上にて怪異ある事と見えたり