翻刻
【右丁】
木の時分を/加(くわふ)る/実(げに)/家(いゑ)を
/立(たち)さらで/数花(すくわ)を/評(ひやう)して
見侍れば/暫時(ざんじ)よし/塵室(ぢんしつ)を
/仙家(せんか)のことく思ひ/肘(ひぢ)をま
げたる/枕(まくら)のうち/錦(にしき)の/床(とこ)
の/手枕(てまくら)となん/楽(たのしむ)ならん
かしと/錦繍枕(きんしうまくら)といふ
ならし
【左丁】【印・白井氏蔵書】【印・特1・2519】
目録凡例
一/花形(くわぎやう)を/図画(ずくわ)にあらはし/色(いろ)
/品(しな)を/印(しるす)は/今(いま)/町店花売(ちやうでんかはい) 【町店花売・左側ルビ】まちたなせりうり を
見るに花と/名(な)とこと〳〵
く/相違(さうい)の侍れはなり
一/相紋(あいもん)をして/同時(どうじ)に/咲(さく)/花(はな)
を/断(ことわる)はつぎわけなどする
人のためなり/接分(つきわけ)に花
の/前後(ぜんご)あれば見る/目(め)も
くるしきもの也
一つゝじさつき/接様(つきやう)/色々(いろ〳〵)
/図(ず)を以てしるす并/時分(じぶん)
までくわしく