翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

児訓影絵喩 3巻 - 翻刻

児訓影絵喩 3巻 - ページ 18

ページ: 18

翻刻

【上段】 荘子(そうじ)斉物論(せいふつろん)に罔両(もうりやう)と景(かげ)との問答(もんどう)を載(のせ)たり罔両(もうりやう)は 景(かげ)のうちにまたかげのごとくうすきものあるをいふ今(いま)予(よ)が あらはす影絵(かげゑ)の喩(たとへ)へも是(これ)に相(あい)似(に)たり世(よ)の人 善悪(ぜんあく)表裏(ひやうり)のかげひなたあることをしめす而已(のみ) 口演 京伝店御はなかみ袋の 類(るい)くわいちうもの一 式(しき)御たばこ いれるい御きせるるい当年はかくべつ めつらしきしんものたくさん仕入候間 ゑん国御ひいきの御かたさま御ひきやくにて 御用被 仰付可被下候以上 ◯附て申上候京伝と申大道にてあきなひ候一まいずりのるい いつれも私自作にこれなく偽名(ぎめい)にてこざ候此義かねて御せうち くださるべく候已上 【下段】 京伝子戯編 清長画