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【右丁】
【右上囲み内の影絵】
心ざし
よき
女の
かげゑ
おのゝ
小まち
うつる
【影絵の解説】
女はみめかたちのよきをもつて人
これがためにまどへとも かたちうつくしく
とも 心さしみにくければ まことの女
といふへからず かたちはむまれつき
なれは なをしがたし こゝろはあ
しきより よきにもなをせば なを
さるゝものなり 人は見めよりたゞ
こゝろといふたとへを わするへからす
心さしよき女は たとへおたふくなり
とも かけゑには やうきひ小まち
のごときひじん【美人?】のすがた
うつるへし
乁そなたのかう〳〵
わかみにこた
て うれしう
こざる
【下段】
これは〳〵よめが
しうとめにこう
〳〵いたしま
するは人の
みちとうけ
たまわり
ますれど
なか〳〵その
まねかたも
できませぬ
に さように
おほしめして
くたさります
と もつたいのふ【勿体のう】
ぞんします
【左丁】
【右上囲み内の影絵】
かうまんなる
ひとのかけゑ
てんぐの
すがた
うつる
【影絵の解説】
文学(ふんがく)に通達(つうたつ)し ちゑさいかく
人にすぐれとも みづ
から ほこるべからず わが
人にほこるは 小人(しやうじん)のしはさなり いつくいかなる
ところにわれにまさる人あらんも はかり
がたし ひつきやうは せけんのひろきをしらざる
井のうちのかはつなり されは かうまんなる
人のかげゑはかなら
ず てんぐのすがた
うつるべし
【下段】
乁かんのちやうりやう【張良】
しよくのかうめい【孔明】が
はかりことも わが
めからみれば
しやうに【小児】のたは
むれのやうじや
いまにかれら
をたつとむか
世にちゑある
人がないと
みつる