翻刻
【右丁】
【右上囲み内の影絵】
のみくいにむた
ぜにをつかふ人の
かげゑ
おほみそか
のくるしみ
めのまへ
にうつる
【影絵の解説】
一ねんのはかりことは元日にありとは
むべなるかな 乁あすありとおもふこゝろの
あださくらよるはあらしのふかぬものかは
といふうたのごとくばんじあすありと
おもふてその日〳〵のかきやうにおこ
たりぜにかねをむへきのことにつかふ
ときはおふみそかのくるしみもくぜん
にきたりみをせむるなりされば
ぐはんじつよりわがこゝろのかけゑに
おほみそかのくるしみをうつして
かぎやうにおこたりあてなきしやつ
きんをおはぬやうにこゝろがくべし
そのばにいたりてくゆるともゑき
なし
【中段】
たつのとし二六
にうめんが
さめる
はやく
やらつ
せへ
乁さんや
とうらい
【下段】
たからぶね
うりがいふ
乁さけを
すごしたら
だいふんなが
きよのとを
のねむりが
きざしてきた
乁いつそけふは
あきないを
やすんで
こつちで
はつゆめを
見て
くりやう
【左丁】
【上段】
乁いつそ
けふは
やすんで
梅見にでも
でかけよふ
かづのこに
たゝき
ごほう
では
のめぬ
〳〵
【中段】
さるがいふ
乁こちちは
かちぐりと
でよふ
【下段】
乁ごうさい
いつかう