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第三章 第二節 用地買収 一三四
各工事区借地料
種別 所在地 面積 期間 《割書:単価|坪当》 円 借地料 地主名
鐵管試験場 市内花田町 《割書:坪|二、〇三三、三九》 〇、八二 一、六六七、三八 《割書:金子丈作|外二名》
三一、〇四二 《割書:自昭和二、五、一|至同五、一〇。三一》 〇、六九 二一四、一九 《割書:中村辰蔵目|外一名》
三四二、〇七 〇、三五 一、一九七、二五 《割書:本多兵三郎|外三名》
《割書:第三工事区|事務所及倉庫》 同 三五一、〇〇 同 一、〇〇 三五一、〇〇 森象三
配水池溝築用材料置場 《割書:下川村牛川|石巻村多米》 《割書:反|一、八、〇八》 《割書:自昭和二、八、一|至同五、三、三一》 〇、一〇 五四、二五 《割書:平尾家一郎|外一名》
石巻村多米 二、五、二四 〇、〇九 六八、一五 高澤彦七
給水場材料置場 石巻村多米 六、一七 《割書:自昭和二、六、二〇|至同四、三、三一》 〇、一〇 六一、二〇 高澤彦七
《割書:排水管布設用|堀開鑿土置場》 《割書:石巻村多米|下川村牛川》 六、一七 《割書:自昭和三、二、一|至同三、九、三〇》 〇、一五 九、二六 《割書:高澤彦七|外四名》
《割書:浄水場給水場|工事用給水喞筒場》 石巻村多米 〇、〇五 《割書:自昭和二、一〇、一|至同五、三、三一》 〇、一〇 五〇 中神忠太郎
合計 五、七〇六、六八 三、六二三、一八
水源保護 用地買収の第一は起工準備に屬し水道工事の前提要件なるが、既に水
道を布設したる以上、水源保護の対策を講じ之に要する土地の買収を行ふは、水道の
将来に安全を補證する所以なり。本市水道は、豊川本流の河底に集水埋渠を構築して
その伏流水を水源となすが故に、
一、水源対岸豊川護岸工事用地買収
二、水源集水埋渠防護用地買収
の二者は共に緊要なる処置なりとす。左に該用地買収の経過を示さん。
水源対岸豊川護岸工事用地買収
水源地対岸にして若し現状の儘に放任されんか、将来河身に不測の変動無きを保
し難きが故に、集水上重大なる関係を有する河身移動の防備を厳にせんが為め延長
二百二十間に亘り金貳萬四千八百圓を以て護岸工事を施すに決し、先ず河川水量の
乏しき十二月に着工して翌年三月竣の予定を立て、用地買収は其以前に於て完了
せんことを期せり。買収方針としては、
一、缺壊せる耕地にして此工事竣工後復活すべき見込みある部分は之を寄付せしむ。
二、耕地、山林として現存せるも放置すれば缺壊の虞あるが故に価格を低廉にす。
以上二項を定めたるが、耕地としては缺壊したる儘現存するもの少く、且個人並に
各町村の利害関係異るを以て、買収上の困難は少からざりき。
第三章 第二節 用地買収 一三五