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コレクション: 愛知県豊橋市関連資料

豊橋市水道誌 - 翻刻

豊橋市水道誌 - ページ 62

ページ: 62

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 第二章 第一節 水道事業沿革       一八 〇大正九年五月十七日 豊橋水道株式会社を組織し、水道条例第二条例第二条但かき書及等三条に依りて、私設  水道布設許可申請をないむ内務大臣床次竹次郎宛提出す。 〇同年六月二十九日 本県内務部長より前記す水道布設に対し、市会並に市長の意見を徴せらる。 〇九年八月二十日 し市長は右水道布設の本市に於ける支障有無を諮問し、市会は調査委員付託  とす。 〇大正十一年二月二十六日 細谷市長は右水道布設に関して市会の意見を諮ふ。 〇同年三月十六日 市会議長金子丈作より水道布設支障無き旨答申あり。 〇同十一年四月十八日 内務部長より、当該会社の資力が水道布設に堪ふるや否やを知悉し得べ  い、現在及将来の各般事業計画を案したる財政状態の具體的調書其他将来の見込書提出の照会に  接す。 〇大正十二年五月七日 内務部長より前記の照会に対して督促あり。  斯くて右の水道布設の件は、申請の日より満三年を経るも未だ予定の進捗を見る 能はず、茲に一轉して市は都市計画の見地より市直営の得策なるを認むるに至り、遂 に大正十二年七月十九日、内務部長に対して本市水道は市営とするこに意見の決 したる旨回答し、新局面に向つて直進することなれり。  地下水・地質調査 本市上水道水源として地下水利用に関する地質調査を為す。  大正十三年八月二十日、前記地質調査の為め、農商務省地質調査所長井上禧之助 宛技術者派遣方を申請す  同年八月三十日、農商務省鑛山局長宮内国太郎より農商務技師大井上義近を派遣 する旨通知あり。  同年十月三日付宮内鑛山局長より右調査復命書を移送し来る。左に其抜粋を掲ぐ    豊橋市地下水地質調査報文(抜粋)   三、地 質 甲、洪積層 ハ豊橋市及其東南部の丘陵地ニ発達し膠結不十分なる礫及砂の互 層より也り水平に成層す屢褐鐵鑛の小塊若くは薄層を介在す礫は硅岩粘板岩砂岩 頁岩辺麻岩花崗岩等を主とし胡桃大より拳大まてのものを普通とし稀に頭大のも のあり概して扁平にして水平に配列す砂は上記諸岩の細片にして灰色乃至褐色を 呈す  工兵第十五大隊西側及豊川の断崖に露出する地層は左の如し  第二章 第一節 水道事業沿革       一九