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コレクション: 愛知県豊橋市関連資料

豊橋市水道誌 - 翻刻

豊橋市水道誌 - ページ 75

ページ: 75

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  第三章 第一節 実施せ設計   四四 第十 給水料徴収の方法並に経常収支概算は別表の通りとす    豊橋市水道設計説明書     第一 一般計画  豊橋市水道は右岸愛知県寶飯郡、左岸八名郡及豊橋市の境界を貫流する豊川の  伏流水を水源として、豊橋市を距る約一里余の八名郡下川村大字西下條三の下地先、 同川本流の河底に集水埋渠を構築し、同河畔の送水場送水喞筒井に導流し、同所より 新設送水管路県道村道を経て、東南三十三町を距る八名郡石巻村大字多米に設置 する濾過池に揚水して浄水となし、同所内の高揚喞筒を以て浄水場の東八拾間を距 るため多米の高地に設置する給水場内配水池に送り、此れより軽量室を経由して自然流 下法に依り豊橋市内及び隣接地に配水す。      一水源に於ける水量  豊川取入口付近に於ける伏流水量は、到底精確なる調査を遂くる能はずと雖も、同 川流域の廣袤及び河床地質並に地表河水の流量、上流に於ける表面流量の比較等よ り本川伏流水のすくなからざるを認知するに難からず。而して本水道用水量は、人口 拾六萬内外に達する時期に於ても、砂洗用其他の消耗水量を含み、毎秒九立方尺以内 なるを以て、前記伏流水の一部を引用して充分なりと信ず。且つ下流に灌漑用水無き 為め、是等に支障を興へざる而己ならず其他の飲用水にも何等の影響無きものとす。      二、水源に於ける水質  本市水道の水源たる豊川は、其源を愛知県北設樂郡段戸山に発し、其の上流々域 内には田口、海老、大野、長篠、新城等の小市街地あるを以て、多少の汚水を流入すべしと 雖も、本市水道は豊川本流の礫、砂利、砂屑を通過して成る簡単の濾過作用を経たる伏 流水なるが故に、漑して清浄なる見込みなり。尚水源地に於いて採取せつ本川表流水の 水質試験は、本市伝染病院並に陸軍衛戊病院に依嘱し、分析並に検鏡を為せる結果は 左表の如き良好の成績を得たり。    水質試験成績表  豊川筋牛川地先     H.H.ハ満潮時の上部 L.H.ハ干潮時の上部     H.C.ハ 〃 中央部 L.C.ハ 〃 中央部     H.L.ハ 〃  底部 H.L.ハ 〃  底部   第三章 第一節 実施設計    四五